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おいしいかきができるまで

柿園は、大正6年から続く歴史のある園で、昭和48年から柿狩りを行っています。
桃栗3年柿8年ということわざがあるとおり、柿の木は生長が遅く、立派な柿の樹になるまで時間がかかります。柿園では水はけが良く、日当たりがよい傾斜地で栽培しているため、甘くておいしい柿ができます。ここではりっぱな樹になってからの柿の栽培の仕方を紹介します。

1. 施肥・土壌・改良

10月~11月頃に肥料を入れます。

2. 剪定・整枝(12月~2月)

12月から2月くらいにかけて、日当たりと風通しを良くするため余分な枝を切り、樹を整えます。この作業によって病気に強く、元気な樹を作ります。園の方はこの作業に一番時間をかけ、苦労されています。


3. 摘蕾

5月の上旬ごろ花が咲くと多くの養分が消費されるので、一本の枝に元気な蕾を一つ残して摘み取ります。摘蕾は大きな柿の実を作るためと毎年実をつけるために必ず必要な作業です。

4. 追肥

柿の様子を見て6月頃に肥料を追加で入れます。

5. 摘果

7月上中旬頃より、果実数を葉の枚数に合わせ取り除き、より大きく美味しい柿の実ができるようにします。摘果はハサミを使うので作業効率が低いです。摘蕾を重点におき摘果作業は最後の仕上げとします。

6. 収穫

10月から12月くらいにかけて収穫の適期となります。カメムシなどの病害虫や台風の被害を乗り越えて甘くて大きなおいしい柿が収穫できるようになります。柿の果肉はビタミンCたっぷり含まれており、また体を冷やす作用があるので、熱のときや二日酔いに良い果物です。

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